回転可能な異方性を考慮したMaxwell-Garnett有効媒質近似ソフトウェアを作成しました
異方性を考慮したMaxwell-Garnett有効媒質近似ではナノ粒子を楕円体とみなし近似します。 (Maxwell-Garnett有効媒質近似はナノ粒子を球体とみなし近似しています。)
u,v,w軸はナノ粒子の中心からの長さ(a≧b≧c)の軸に対応しています。
回転可能な異方性を考慮したMaxwell-Garnettモデルでは、エリプソメトリーでの測定において必ずしもエリプソメトリーで規定されたx,y,z軸がナノ粒子のu,v,w軸に一致するとは限らないため、θ,φ,ψで回転させてu,v,w軸に一致させて誘電特性の再現抽出をすることができます。
有効誘電率の実部 𝜀′𝑢,𝑣,𝑤 または 𝜀′𝑢,𝑣,𝑤 と虚部 𝜀′′𝑢,𝑣,𝑤 または 𝜀′′𝑢,𝑣,𝑤 の波長依存を描画し、画像に出力すること、csvでデータを出力することができます。
ご興味のある方はぜひご連絡ください。