東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻松井研究室と共同で行った研究がACS Appl. Mater. Interfacesに掲載されました。
2022年10月19日、東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻松井先生との共同研究がACS Appl. Mater. Interfacesに掲載されました。当社では理論計算と理論計算プログラムの作成を行いました。
当該研究では、窓から侵入する赤外線(熱線)を遮るためのフィルムの開発に成功しています。作製されたフィルムは、人間の目で見える(可視光)領域で透明で、赤外線(熱線)領域を反射し、電波領域で高い透過率を有しています。つまり、このフィルムは、現在使用されている窓ガラスのように透明で携帯電話の電波に干渉しない上に、熱を反射する性能を有しているということなります。今後、この材料をもとに窓ガラスなどへの応用が期待されています。